【お墓参りの花は何が正解?季節別おすすめとNG例を墓石店が解説】

「お墓参りの花、これで本当に大丈夫かしら…」
50代になると、こうした不安を感じる方が一気に増えます。
若い頃は
「言われた通りにやっていればよかった」
「親が用意してくれていた」
でも今は、
自分が判断する立場になり、
しかも忙しい毎日の中でお墓参りをする。
だからこそ
“正解を知って安心したい”
それが、多くの50代女性の本音だと感じています。
お墓参りに供える花、まず知っておきたい基本の考え方
最初にお伝えしたいのは、
お墓参りの花に、厳密な正解はありません。
墓石店として多くのご家族を見てきましたが、
大切にされているお墓ほど、
「形式」より「気持ち」が伝わってきます。
✔ 清潔にしてある
✔ 枯れた花が放置されていない
✔ 定期的に手を合わせている
この3つが守られていれば、
花の種類で失礼になることは、ほとんどありません。
失礼にならないお墓参りの花とは?昔からの意味と今の考え方
昔は
「お墓参りの花=菊」
というイメージが強くありました。
実際、菊は
- 日持ちが良い
- 香りが強すぎない
- 仏事として違和感がない
という理由から、今でも定番です。
ただ最近は、
菊だけでなく、故人が好きだった花を少し添える
そんな供え方をされる方も増えています。
「変ではないでしょうか?」
と聞かれますが、
落ち着いた色合いであれば問題ありません。
【春・夏・秋・冬】季節別|お墓参りにおすすめの花
春(3〜5月)
春はお墓参りに最も適した季節です。
- 菊
- カーネーション
- スターチス
花も長持ちしやすく、
「気持ちよく供えられる」時期です。
夏(6〜8月)
夏は、花選びに一番悩む季節です。
- 菊
- ケイトウ
- リンドウ
見た目よりも
“枯れにくさ”を優先して選びましょう。
秋(9〜11月)
お彼岸や法要が多い季節。
- 菊
- リンドウ
- トルコキキョウ
落ち着いた印象で、
年配の方からも好まれます。
冬(12〜2月)
寒さで水が凍る地域もあります。
- 菊
- カーネーション
無理に豪華にせず、
管理しやすい花を選ぶことが大切です。
夏でも安心|暑い時期に枯れにくい花の選び方と工夫
夏のお墓参りでよく聞くのが、
「すぐに枯れてしまって申し訳ない気持ちになる」
という声です。
そんな時は
- 茎を短めに切る
- 風通しをよくする
- 日持ちする花を選ぶ
それでも難しい場合は、
毎回花を供えなくても構いません。
「手を合わせること」自体が、立派な供養です。
これは避けたい|お墓参りの花でよくあるNG例
墓石店として見ていて、
避けていただきたいのは以下です。
- 香りが強すぎる花(ユリなど)
- トゲのある花(バラ)
- 虫が集まりやすい花
そして何より
枯れた花をそのままにしてしまうこと。
これは周囲のお墓にも影響します。
菊以外でも大丈夫?最近増えているお墓参りの花事情
「母は菊よりも、カーネーションが好きだった」
そんな声は本当に多いです。
最近は
✔ 菊+好きだった花
✔ 季節の花を少し添える
という供え方が、自然に受け入れられています。
本数・色・組み合わせに決まりはある?
基本は左右一対。
本数は奇数が一般的ですが、
最近はそこまで気にしなくても問題ありません。
色は
白・黄色・紫を中心に、
派手すぎないことを意識しましょう。
造花・プリザーブドフラワーは失礼にならない?
「仕事が忙しくて、頻繁に行けない」
「遠方のお墓で管理ができない」
こうした理由から、
造花やプリザーブドフラワーを選ぶ方は年々増えています。
これは
決して手抜きではありません。
無理をしない供養として、
十分に意味のある選択です。
お墓参りのあと、花はどうする?片付けとマナー
基本は
- 枯れたら持ち帰る
- 霊園指定の場所に処分する
「きれいにして帰る」
それだけで、お墓の印象は大きく変わります。
墓石店として現場でよく相談される「花」のお悩み
実際に多いご相談を、いくつかご紹介します。
「これ、失礼じゃないですか?」
一番多いご質問です。
花の種類よりも、
不安な気持ちを抱えたまま供えていることが伝わってきます。
私は必ず
「気持ちがこもっていれば大丈夫ですよ」
とお伝えします。
「しょっちゅう来られないのが申し訳なくて…」
50代女性に特に多いお悩みです。
仕事、家事、親の介護、孫の世話…。
お墓参りに行けない自分を責めてしまう方もいます。
でも、
行けるときに、心を込めて
それで十分です。
「花がすぐ枯れてしまうのが気になります」
夏場は特に多いです。
その場合は
- 花の種類を変える
- 造花を検討する
どちらも立派な選択です。
「周りのお墓と比べてしまう」
「うちは地味すぎるかしら?」
そんな声もあります。
でも供養は、
比べるものではありません。
無理をしないお墓参りのために大切にしてほしいこと
50代は、
自分のことを後回しにしがちな年代です。
だからこそ
✔ できる範囲で
✔ 続けられる形で
それが一番、長く続く供養です。
まとめ|大切なのは「正しさ」よりも「想う気持ち」
お墓参りの花に、完璧な答えはありません。
正しさを気にしすぎて、
お墓参りが負担になってしまうのは、
とてももったいないことです。
もし
「うちの場合はどうなんだろう」
「これで大丈夫かな」
と迷われたら、どうぞご相談ください。
墓石店として、現場を知る立場から、
あなたの不安に寄り添います。
笑創(担当:梅野) 092-600-7537



